転妻が考えるマイホーム、人間関係、仕事

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転妻になって早6年。6年の間には引っ越しを2回経験しました。今回は転妻になって少し距離を置いて考えられるようになった、マイホーム、人間関係、仕事についてお伝えしたいと思います、

マイホームに対しての考え

マイホーム…憧れますよね。私は30代ですがこの年齢になるとローンを組む関係から友人や周囲の人から「マイホームを買った」という声がよく耳に入るようになりました。

転勤族の方はマイホーム計画はどのように考えているのでしょうか。

夫の同僚の中には転勤先で定住先が決まったら購入する方もいれば、元々夫婦のどちらかの地元にあらかじめ家を購入しておき、転勤が決まれば、賃貸に出したり、夫のみ単身赴任をする方もいるようです。

「最終的にどこを定住先にするか」「いつまで転勤に帯同するか」を夫婦で話し合い、ベストなタイミングで購入される方が多いようです。

我が家の場合は夫婦の地元が同じ県なので、ゆくゆくは関西に定住を考えていますが地域はまだ決めていません。帯同は乳幼児~小学校低学年までの間と決めています。そのため、子どもの年齢を考えると後引っ越し回数も多くて2回になります。

海外転勤の可能性もあるので、海外転勤になった場合は帯同はせず、私と子どもは地元の県に戻る予定です。

このように今後の転勤やそう遠くはない単身赴任のことも考えると中々まだ家を購入するのは考えられない状況です。

そのため、購入したばかりの家に上がらせて頂く度、最新家電や家具、整った設備に「いいなぁ」と羨ましくなることもありますが、羨ましいと思う気持ちはすぐに消えることが多くなりました。

そもそも、各家庭によって環境は異なります。「よそはよそ、うちはうち」。生涯、賃貸に住むのか家を購入するのか、購入するのであればいつにするかは各家庭の考えやタイミングだと思います。

転妻になって引っ越しを重ねると、「どんな家に住みたいか」も考えが変わるようになりました。引っ越しを繰り返すうちに我が家にとって外せない条件(一軒家かマンションか、築年数や、オートロックの有無、家の広さ等)も変化してきています。

様々な家に住みそこで地震や豪雨も経験してきたので定住先が決まり、家を購入する際はその経験も踏まえてよりよい選択ができるといいなと考えています。

人間関係(職場、ママ友)

生活していく上で切ってもきれないのが人間関係です。人間関係で悩むことって多々ありますよね。

職場やママ友関係は良好な関係を維持していきたいと思いますが、世の中には色々な人がいるので、合う、合わない人がいるのも仕方のないことですよね。

転妻になると毎回人間関係がリセットされるので、本当気をつかいますし、毎回大変です…

しかし、転妻だからこそ、多少のことがあっても横に流すことができ、あまりモヤモヤ悩まなくなったのも事実です。きっと、様々な困難を乗り越えてきたことで肝が据わってきたのと、心のどこかで、「この生活も期間限定なのだから」という気持ちがあるからだと思います。

キャリアの中断、転職回数

近年は配偶者の転勤に応じて帯同先の職場に異動し、仕事を続けることができたり、テレワークの普及により、日本全国どこに行っても働くことができる職種も増えてきています。

しかし配偶者の転勤に伴い一旦退職しなければならない方も多いのではないでしょうか。

私も同じです。転勤についていくと一旦退職して無職になるのは避けられないことでした。

私は帯同2か所目なので、2回転職しています。増えていく転職歴を見ると「私はこんなに転職してて大丈夫かな…」や「転職が増えると次就職活動する時に不利にならないかな…」等、マイナスな気持ちになることが多いです。

しかし、最近の日本社会の動向を考えると、発展的な転職は決して不利ではないのではないかと感じています。大切なのは転職回数ではなく「転職した理由とそこで得た経験」だと思います。

配偶者の転勤に伴う転職は仕方のないことですし、転職したことで、培ったスキルを伝えることができれば、就職活動でも評価は頂けるのではないかと考えています。

私の場合は転職をしたことで視野が広がり、物事を一方面ではなく色々な方面から考えられるようになりましたし、色々な地域で様々な考えを持った人と出会い交流することでコミュニケーションスキルが上がりました。仕事先で何かトラブルが発生した時も転勤前よりも柔軟に考えられるようになったと思います。

一つの会社で長く働き続け、キャリアアップしていくことはとても素晴らしいと思います。しかし、私の場合は転職しなければ、一つの固定観念に縛られ、視野が狭くなっていたと転職をしたことで実感しています。

今は、ワークライフバランスをとるために、パートで働いていますが、転勤に一旦区切りがつき正社員で働く時は転職して得た経験を活かして仕事ができるように今は目の前の仕事に集中して取り組んでいきたいと思っています。

また、私は転職して一旦専業主婦になる期間もありましたが、それはそれで子どもとじっくり関わる期間ができて本当に良かったと思っています。

新天地を散策しながら、公園や児童館、図書館、幼稚園の園庭開放、絵本の読み聞かせ...毎日今日はどこで過ごして元気よく、機嫌よく、過ごしてもらおうかと考える日々でしたが、仕事を始めるともう二度と戻ってこない、とってもかけがえのない時間だったと実感しています。

まとめ ~自分と家族にとって幸せな選択はなにか~

今回は転妻になってから少し距離を置いて考えられるようになったことについてお伝えしました。私はどちらかというと周りに流されやすい性格で、周囲がマイホームを購入したり、キャリアアップしているのを耳にすると焦ってしまう傾向にありますが、転妻になったことで焦って考える必要はなく、立ち止まって考えてよいのだと思えるようになりました。自分と自分の一番大切な家族にとって幸せな選択ができるといいなと思います。

この記事が悩める転妻の方に届くと嬉しいです。最後まで読んで頂きありがとうございました。

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